


4月の末に福川駅へ電車を見に行きました。
これを機会に、電車遊びをしたいと子ども達の声。
線路を作ったり、電車を作ったり、運転士さんの帽子を
作ったりといった製作や、ごっこ遊びが盛んになりました。
また、お弁当が食べたいと言うことから、駅弁屋さんがスタート。
どんな駅弁にするかを話し合ったところ、最初はパックに
お弁当を詰めて販売する形になりました。
おにぎりや様々な具材をアイデアが出るごとに増やしていくと
だんだんパックにおさまらなくなってきました。
そこで更にどうするか話し合いをしていると、ビュッフェのように
自分で好きなものをとって詰めてもらう形式がよいと決まりました。
最初から、「完成したら、年少さん達をよびたいね」という声があったので
まずはクラス内でプレオープン。
実はこのときまでは、一部の子ども達で盛り上がっていただけだったのですが
このプレオープンを機会に興味が出てきた様子。
「おれも手伝う!」「私もやる!」と参加人数が増えてきました。
電車の方も同時進行で線路の工夫が進みました。
最初は大判用紙を切って、廊下に貼り付けていたのですが、
強度が足りず、無残な姿になってしまいました。
そこで今度は、段ボールに線路を書いて、太いセロハンテープで
しっかりと貼り付けました。線路はショック吸収剤の石まで再現しています。
信号機も作りたいとのことで、各クラスの駅に作っていました。
「自動的に替わるようにしたい!」との子どもの声に
先生が頭を悩ませていました。
(いいアイデアがあったら教えてください)
最初は、年長さんを呼んでのオープン。
電車でほしぐみ駅まで運転して案内をします、
ほしぐみ駅では駅弁屋さんがあるので、
そこで食材を選んで食べて帰ります。
食べた後は回収なので、再利用ができます。
しかし、ここでもおもしろい成長がありました。
片付け係は最初先生が行っていたのだそうですが、
繁盛しすぎて追いつかなくなってきました。
その様子を見ていた子ども達が、自分たちから
「ぼく手伝っていいよ!」「片付けも面白そうだからやるよ!」
と声を掛けてきたそうです。
これには先生もさすがにびっくりしたとのこと。
「成長をとっても感じました!」と嬉しそうに語ってくれました。
夏まつりの時にも、この電車やさんが開店します。
いまとは少し違う形になりそうですが、たのしい教室になりそうです。