土砂災害や津波を想定した避難訓練

近年は集中豪雨などが頻繁に起こるようになりました。

東日本大震災の前年・前々年度には山口県でも土砂災害がありました。

昔は「安全な場所」と安心していたのですが、福川のハザードマップを

見ると、花河原の土砂が流れたときは、ちょうど幼稚園まで

流れてくることになっていました。

対策を考えると、雨天の無理な移動は体を冷やしてしまう

恐れがあるので、垂直避難が一番妥当ということに落ち着きました。

しかし状況がひどいときは、ふれあいセンターへの避難も視野に入れています。

ともあれ、園児は放送が流れると先生達の誘導で、すぐに並んで遊戯室に向かいました。

前回の火災避難訓練の成果もあるためか、年少さんもスムーズに

移動ができていました。

主任の先生から、土砂災害の怖さ、地震津波の怖さや

避難の「おはしも」についておはなしを聞き、無事終了となりました。

訓練だけで終わってほしいものです。

ちなみこあらぐみさんは、第二園舎なので、

隣のちゅうりっぷの二階に避難をしました。

今年度はじめての火災避難訓練をしました

雨がパラパラ降ってきたので、予定より10分遅れてのスタート。

火災報知器のジリジリという音が園舎にひびきます。

「給食室で火災発生!」という設定。

火を使うことが多いのでスタンダードな火災発生場所なのですが

日頃管理されている栄養士さんや調理師さんには申し訳ないなぁと思います。

年少や年年少には初めての経験、「こわい!」と鳴く声もきこえましたが

先生たちの誘導で園庭に避難することができ、ブランコ前に

集まったときには落ち着いていました。

大きな音で驚くこともありますが、

経験を積むことで命を守る行動を身に着けていってほしいと思います。

消防署からお借りした水消火器を使った消火訓練は

先生たちの成功に園児から拍手が起こっていました。

少し余ったので、解散後に数名の年長さんが経験。

「チャレンジしたい人!」というと一斉に手が上がりました。

写真がないのが残念ですが、消防士さんに見てもらいたい

勇敢な姿でした。

周南西消防署が今年度建物が新しくなりました。近いうちに子供たちと訪れてみたいです。