法要には、大きく分けて「亡くなられた方のための供養」と「私たちの日常の平安を祈る祈祷」の二つがございます。
1. 追善供養(亡くなられた方のための法要)
故人様への感謝を捧げ、仏様の世界での安らかな歩みを願う法要です。

- 年回法要(ねんかいほうよう) 一周忌、三回忌、七回忌……と、節目の年に行う法要です。ご親族が集まり、故人様の思い出を語り合いながら、共に手を合わせます。
- 初盆・お盆供養 亡くなられて初めて迎えるお盆(新盆)や、毎年の盆供養です。ご先祖様がお里帰りされる時期に、丁寧にお迎えをいたします。
- お彼岸供養(春・秋) 「暑さ寒さも彼岸まで」と申します。春分の日・秋分の日を挟んだ期間に、ご先祖様を敬い、自らの精進を誓う法要です。
- 施餓鬼(せがき)法要 すべてのご先祖様や、誰からも供養されない魂、広く生きとし生けるものすべてに食べ物を供え、慈悲の心を分かち合う法要です。
2. 祈願・祈祷(日々の暮らしのための法要)
今の暮らしをより良く、健やかに過ごすためのご祈祷も承っております。

- 家内安全・身体健全 ご家族が一年を健やかに、笑顔で過ごせるよう祈願いたします。
- 厄除け(やくよけ) 人生の節目(厄年)に際し、災いを払い、心穏やかに過ごせるようにお守りいたします。
- 地鎮祭(じちんさい) 新しく家を建てられる際、その土地の神仏に報告し、工事の安全と末永い守護を祈ります。曹洞宗の礼式に則り、執り行います。
3. 特別な供養
- 水子供養(みずこくよう) この世に光を見ることのなかった小さなお命を、地蔵菩薩様のお膝元で安らかに守っていただけるよう、真心を込めて供養いたします。
- 人形供養・遺品供養 長年大切にされたお人形や、故人様の遺品など、そのまま捨てるには忍びないものに感謝を伝え、お魂抜きをいたします。
住職からのひとこと
「法要とは、難しい儀式ではありません。 お経の響きの中で心を落ち着かせ、自分を見つめ直す。あるいは、亡き人と心の中で対話する。そうした『静かな時間』を持つこと自体が、功徳(善い行い)となります。 知恵を尽くし、皆様お一人おひとりの願いや供養の心に寄り添わせていただきます。どのような小さなお困りごとでも、お気軽にご相談ください。」