ご挨拶

法成山 真福寺のホームページへようこそお参りくださいました。住職の天海恭史(てんかいきょうし)でございます。

当山は、江戸時代初期に開山・仁庵等恕和尚(にんなんとうじょおしょう)によって建立されて以来、約四百年にわたり、ここ福川の地で法灯を守り続けてまいりました。山号である「法成(ほうじょう)」の名が示す通り、仏の教えが成就し、皆様の願いが結実する場となるよう、歴代住職と共に歩んでまいった次第です。

境内には、江戸の創建よりもさらに遡る鎌倉時代の板碑が静かに佇んでおります。七百年以上もの時を超えて立ち続けるその姿は、この地の信仰がいかに深く、人々の祈りが時代を超えて受け継がれてきたかを物語っております。

私自身、この地で八十五年の歳月を過ごさせていただきました。人の一生には、喜びもあれば、避けることのできない悲しみや苦悩もございます。しかし、どのような時であっても、仏様は私たちを慈悲の目で見守ってくださっています。

お寺とは、ご先祖様との絆を確かめる場であると同時に、今を生きる皆様が心の安らぎを取り戻すための場所でもあります。由緒ある歴史の重みを大切にしながらも、どなた様も安心してお参りいただけるよう、誠心誠意、務めさせていただいております。

福川の街並みに抱かれた静寂の中で、皆様との尊いご縁を心よりお待ち申し上げております。

法成山 真福寺 第二十三世住職 天海恭史 拝