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座技一教(表)

 合気道独特の技「座技」です。一教は全ての座技の基本です。この技に入るまでに膝行をしっかりとマスターしましょう。膝行の足の引きつけ(膝行のページ参照)が出来ていないと、一教も上手に出来ません。速く出来ることも大事ですが、それ以上に正確にできるようにしておくことが重要です。

1、構え

 足の指を立て半身の状態になります。次に手刀で構えます。片手ではなく両手で、顔から頭の高さに構えましょう。

2、正面打ちを手刀で受ける

 相手の正面打ちを、同じく正面打ちで受けます。このとき上の手は手刀のまま(下の写真は押す段階に入っているので既に持っています)、下の手は、肘をつかむように当てます。指がサルの手のように五本そろってしまうと、相手の正面打ちが抜けてしきますので注意してください。

3、膝行

 腕をのばしたまま膝行します。肘を押している手が曲がらないように注意しましょう。最初に出す一歩目が逆にならないようにすることも重要です。

  

4、押さえ

極めです。肘と手首をしっかりと押さえます。このとき、相手の脇の角度が90度以上になるように気をつけます。また、膝が脇の下にくっつくようにします。

  

  

※よく見られる失敗点

1、足の指がつぶれる

2、肘を押す手が曲がる

3、膝行から押さえまでに時間がかかる

4、脇が90度以下になる

5、膝が脇の下にはいらない

6、手がサル持ちになる(肘を押すとき・押さえの時)

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