1. 設立の経緯
「地域の子供たちに、太鼓を通じて豊かな経験を」
真福寺研修館和太鼓クラブは、平成8年(1996年)4月、南陽幼稚園の卒園児の要望によって産声を上げました。
設立のきっかけは、地域の子どもたちが日本の伝統文化に触れる機会を作り、和太鼓の響きを通じて心身ともに健やかに成長してほしいという願いからです。当初は南陽幼稚園の年長時に和太鼓を経験した子どもたちが、卒園しても続けたいとの声を受け入れ、幼稚園の先生が指導員となって教える小さな集まりからスタートしました。地域の方々の温かい支援に支えられ、現在では子どもから大人までが共に汗を流す、活気あふれるコミュニティへと成長しました。
2. 指導方針
「心・技・体の調和と、個性を活かす指導」
当クラブでは、単に技術を習得するだけでなく、和太鼓を通じて「豊かな人間性」を育むことを大切にしています。
- 礼儀と感謝: 挨拶や道具を大切に扱う心など、集団活動の中での礼儀を重んじます。
- 響き合う喜び: 仲間とリズムを合わせることで、協調性と一体感を学びます。
- 個性を伸ばす: 初心者から経験者まで、一人ひとりの体力や習熟度に合わせて丁寧に指導します。楽譜が読めなくても、体でリズムを感じることから楽しく始められます。
3. 真福寺との関わり
「お寺という静謐な空間で、伝統を受け継ぐ」
当クラブは、真福寺の境内に隣接する「南陽幼稚園」を拠点に活動しています。
- 歴史ある活動場所: お寺の厳かな雰囲気を感じつつ、幼稚園の広々した空間で太鼓を叩くことは、集中力を高め、心を整える貴重な機会となっています。
- 地域行事への貢献: 真福寺・南陽幼稚園で開催される行事や祭礼での奉納演奏、サンフェスタ新南陽のオープニングなどを通じて、お寺と地域住民を繋ぐ架け橋としての役割を担っています。
- 開かれた場所として: 檀信徒の方々に限らず、地域住民の誰もが気軽に集まり、伝統文化を継承できる「交流の場」として、真福寺研修館の理念を体現しています。
