


曹洞宗を代表する禅僧の一人に東隆眞老師がいらっしゃいます。
急に体調を崩され遷化されました。
5月23日に金沢の大乗寺で密葬が執り行われ、随喜をさせていただきました。
真福寺とも縁が深く、住職が導師を勤めました。
老師は稲城市にある駒沢学園の学長を勤められたのち、
古刹大乗寺の住職に就任されました。
瑩山禅研究の第一人者で、瑩山禅師さまの研究の礎を一代にわたって完成されました。
個人的にはこの功績が世に認められるのには100年後だろうと思っています。
身近にその研究について伺ったり、
その禅風に触れる機会を得たことはありがたいことでした。
個人的にも中国天童山やインド仏跡めぐりなどご一緒させていただいたり、
蕎麦のおいしさを教えて頂いたりと思い出多い事です。
いずれ仏様のお膝元で再会できることを励みに
日々の精進を続けたいと思います。