
お正月にお迎えした「歳神様」を天にお送りする「どんど焼き」を行いました。
先生が「どんど」の由来や意味を説明した後、
お飾りにいろいろな種類があることや、書き初めを一緒に焼くことで
字が上手になるよう祈ることをお話しました。
やぐらに沢山のしめ飾りがあり、宮島由来の「松明」で火をつけました。
火が回り、竹の爆ぜる音に、「わー!」とか「きゃー」といった歓声が
上がっていました。
(最近は大きすぎる音に耐えられない子もいるので、
適当な音になるよう、事前に調整しています)
火に手をかざして体をさすると、そこが良くなると言われます。
「学校で勉強が出来るように、ぼくは頭!」
「足が速くなるように、私は足!」
思い思いに体をさすっていました。
「火って温かいんだ~!」という子も・・。
初めて火に手をかざしたとのことでした。
焚き火の経験としても貴重な機会になっていることを知りました。
その後のぜんざいは、いつもは園庭で頂くのですが
今回はコロナのこともあり、クラス毎に教室で食べることにしました。
お餅が入ったぜんざいは「こしあん」をベースにしてあります。
粒あんは苦手な子が多いためです。
お餅も大きなものが2~3入れてあります。
登園では当たり前の光景なのですが、
考えてみると、200名を越える園児にこれだけ準備して
食べさせるってそれだけでもすごいことですよね。
和風な味付けが苦手な子もいたようですが、
「少しだけでも・・」と頑張っていました。
「少しでいいから頑張って食べてごらん!」という言葉に
みんなと一緒に食べる経験をさせたい、
和風の味も経験しておいて欲しいという
先生達の思いの一端を感じました。