
今年は2年ぶりのお餅つきをしました。
朝から父母の会やファザーズクラブなどの
お父さんお母さんたちが集まってくださり
薪でお湯を沸かしたりお餅を焼くための炭火を起こしたりと
準備に余念がありません。
蒸し上がったお餅をお父さんたちが杵ですりつぶします。
ある程度形のまとまったところで心を1つに「123、123」と
掛け声をかけながらお餅をついていきます。
子供たちはその周りをぐるりと囲み
「がんばれがんばれ」と大声で応援します。
途中で杵を子供たちに持たせると
「お父さんたちこんな重いのぺったんぺったんできるんだね」と
目を丸くしながら尊敬の眼差しを寄せていました。
その後園児を代表し年長さんがお餅を丸めました。
そのお餅をお母さんたちが焼いてくれ砂糖醤油でおいしくいただきました。
自治体でのお餅つきなどもほとんどが
中止になっていると聞いています。
仕方のないことですが、子供たちのこの年齢の時に
日本文化を体験する機会が減っているのは残念なことです。
新型コロナウィルスの感染が比較的落ち着いていることもあり
今年は開催することができたことをとても嬉しく思っています。
帰るときの「園長先生お餅おいしかったよ」の園児の一言が
私にとっては何よりものご褒美でした。