
運動会が終わってから、遊びが急速に広がり始めました。
広々していた園庭ですが、いまちょうどよいくらい。
これから遊びが更に広がったり、かけあしで体力がついてくると、
手狭に感じるようになってきます。
同じ園庭なのに、広く感じたり狭く感じたりするので
ちょっぴり不思議な気分です。
さて、遊びの広がりと共に、ケガが増えています。
季節的に多くなる時期ではあるのですが、
程度のひどいものや、同じ場所で発生するものがあり
先生達と危機感を共有したところです。
一緒に遊びながら、興奮がエスカレートし羽目をはずしそうになると
「それよかったかな?」とルールを思い出すような声がけをしたり
危険が伴う遊具の近くについて、見守ったり、出来たことを認めたりしながら
同時に遊びのルールを確認したりということを、これまで以上に気を張って
行ってくれています。
安心・安全の確保は当たり前のことと思われるでしょうが、
園の方針である「できるだけ制限をつけずに遊ばせる」ように心がけながら
その当たり前を継続することはそれだけでなかなか大変です。
先生達の目配り心配りに感謝をするばかりです。
子ども達の遊びの様子にも良い変化が現れ始めました。
卒園までに育みたい10の姿に「道徳性・規範意識の芽生え」があります。
その中に「決まりを守る必要性がわかり、
自分の気持ちを調整し友達と折り合いをつけながら、
決まりを作ったり、守ったりするようになる。」
とあります。著しく発達するこの時期、
体と心のバランスを整え方を、
経験を通して身に付けて欲しいと思います。
写真は25日の様子