新学期のうさぎぐみの様子をご紹介します。はさみで長い直線が切れるようになりました。祖父母参観では貝殻を使ったプレゼンを用意しました。

新学期が始まってからあっという間に三週間が経過しました。

運動会遊びもスタートしています。

子供たちが主体性に取り組めるものにしたいので、

最初から「この競技をする!」と決めず、様々なことにチャレンジし

子供たちの興味を持ったもの、「もっとやってみたい!」と思った

ものから決められるようにすすめています。

これまでの「教え込む」ものに比べると時間がかかるし、

見栄えよくはなりません。

その分「主体的な心」がはぐくまれます。

これまでと違うので、先生たちも試行錯誤の毎日です。

玉入れは最初から大盛況。

しっぽ取りは、「しっぽをとられるのが嫌!」と泣き出す子が

少なくなかったとのこと。

「これまでの年中さんとちょっと違うぞ!どうしよう!?」と先生。

学年のカラーがあるのですが、遊びの楽しさに目覚めるよう

ひと工夫もふた工夫も必要になりそうです。

うさぎぐみさんは、祖父母参観に向けてのプレゼントは

「貝殻を使ったものを作りたい!」と子供たちからのリクエスト。

バスのおじさんにお願いして、長田海岸まで貝殻を

集めに行きました。

カップケーキをつくり、その飾りつけに貝殻を利用しています。

おいしく見えるように、貝殻の形を一枚づつ確認しながら

いちばんよいものを選んでくっつけていきます。

ボンドを塗ったりするのも、ぎこちないですが

先生から教えてもらった量をつけたり、自分でつきやすいように

量を変えたり、角度を調整したりしていました。

一番上の写真はお花を作ったところです。

コーナー遊びからの発展の一場面です。

はさみの使い方を順次覚えていけるように、長い直線を

使った遊びを先生が準備してくれました。

短いものを切る、長いものを切る、円や四角を切る

複雑な形を切る、厚地の紙を切るなどなど。

学年の中で遊びを通して身に着けてほしいことを

こどもの興味に合わせて提示していくことが大事です。

新任の先生なので、先輩たちに聞いたり、研修したりしながら

試行錯誤しています。子供たちに教えてもらいながら

先生も成長をしています。

こあら組さんに行った時の写真もあります。

アイドルごっこが流行っていて、子供たちから「ほかのクラスの子を

招待してみてもらいたい」と希望があったそうです。

そこで、うさぎぐみさんが招待を受けました。

影響を受けて、遊びが発展すると面白くなります。

来週からの展開が楽しみなところです。