

昨年の緊急事態宣言以降、観劇会やミニコンサートが開きづらい状況が続いています。
観劇会そのものの開催も検討しましたが、
本物であるからこそ伝わることを大事にしたいと開催することにしました。
とはいえ、企画にも気を使いますので
いままでのように年10回行うことはできません。ご理解をいただければと思います。
今日は劇団バクのみなさんに来園していただきました。
挨拶・手遊びから始まり人形劇と進んでいきます。
劇の最中に子供たちに向かって「おれは食べ物を残すのが嫌いだけど、
おまえたちは平気で残すよな!」と投げかける場面がありました。
どのような反応するのかと、子供たちの方を見ていると
顔を真っ赤にして「おれは絶対に残さんよ!」と大声で言ったり
黙って下を向いていたりと、子供それぞれに反応しています。
短い対話でしたが、「食べ物を粗末にしてはいかんよね」という
メッセージが、劇だからこそできる対話として伝わっていました。
劇全体のテーマもよく伝わり、さすがプロとうならされる出来栄え。
(上から目線に受け取められたらごめんなさい。本当に感動したんです)
自然や人との思いやり、信頼などが伝わってくるストーリーそして
心のこもった素敵な上演でした。テレビやDVDでは伝わらない
本物だからこその何かが子供たちに伝わったことと思います。